有料版のZoomの機能とは

ダウンロードや基本的な使用が無料であるZoom(ズーム)には、有料版も存在します。いつでもどこでも、カメラ付きの端末やデバイスとネットさえあればWEB会議ができるZoomですが、有料版にはどのような機能の拡張や特徴がみられるのでしょうか?ほんの一部だけ、分かりやすく説明していきます。

有料版Zoomの強みや無料版との違い

無料版より長く会議時間が持てる

会議(ミーティング)の主催者が無料版Zoomの場合、2022年の5月からは人数に限らず最長40分の時間制限があります。それに対し有料版は時間制限が30時間となっており、実質無制限となっています。

実際数人での面談などでは40分で十分かもしれませんが、企業間や部署内で行なう会議は数時間にも及ぶことは珍しくありません。長い会議の場合、参加者全員に再度招待を送ってミーティングに参加し直してもらう、などという手間のかかる作業を強いるのは現実的ではありません。

個人で有料版をダウンロードするケースや、会社にZoomミーティング用PCとして有料版Zoomをダウンロードしたパソコンを用意するケースも有るようです。

無料版よりも多くの人数で会議(ミーティング)できる&複数人をホスト(主催者)に任命できる

無料版Zoomでは一度のミーティングに招待・参加できる人数は100人までです。そして一つの会議には一人の主催者しか設定できません。ですが有料版では最大1000人まで招待できますし、複数人の主催者を設定することが可能です。

これは会議というよりも社員研修やセレモニーやセミナーなど、ひとりが大勢にプレゼンテーションを行うケースで役立ってきます。セミナーを例に挙げると、一人で1000人を集客し招待するのではなく、複数人が集客しひとつのミーティングに招待することが出来ます。

これにより無駄に顧客の個人情報を移動させることもなく、単純に主催者の負担が軽減できるのです。