日本通信SIMの概要を解説します

日本通信SIMを提供している日本通信とはどういう会社なのか、会社の概要と日本通信SIMを利用するかどうかで迷っている方向けに料金、速度、サポートなどの点で、格安SIMという最大のメリットがある反面、どういったデメリットがあるのか解説しましょう。

日本通信とは

日本通信SIMを提供している日本通信は、1996年に設立された情報通信業の会社です。NTTdocomoなどの移動体通信事業者から通信回線を借りてサービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)としては日本初の企業です。

最初はMVNO企業としてスタートしましたが、MVNO事業が赤字経営状態となり2016年にMVNOからの撤退を表明しました。やがてSIMの販売に力を入れ、2022年に「合理的シンプル290」を発表し、現在はdocomo回線を利用した日本通信SIMの合理的プランを主力商品としています。

日本通信SIMのメリット

料金プランが格安

日本通信SIMのメリットは、料金の安さです。 最低の基本料金が月290円という「合理的シンプル290」を発売しました。これまでの月当りのSIMの料金で大手キャリアはもちろん、格安SIM会社の料金と比べても格安でな点が挙げられます。

基本料金は1GBだけなのでそれ以上は追加料金が発生しますが、1GBあたり220円ずつ追加できるので柔軟な料金を支払えるというのが大きな特徴です。

日本通信SIMのデメリット

安さを追求している日本通信SIMですがデメリットもあります。安いからといって安易に決めるのではなくデメリットを理解しておいた上で、選ぶかどうか検討しましょう。以下、いくつかのデメリットを紹介します。

ある程度自分で設定できる人向け

多くの格安SIMと同じく、SIMの取り付けや設定は自分でしないといけません。自分で行うのが苦手な人には不向きです。また通信速度が極端に悪くなったりつながらなかったりする際には、SIMを取り出して入れなおすなど、ある程度自分で対策をとる必要があります。

選べるプランが3種類

主に3つのプランしか選べないので、いろいろなプランを検討したい人には不向きです。

支払いはクレジットカードかデビットカードのみ

クレジットカードやデビットカード以外での支払いを考えている場合は、日本通信SIMを避けたほうが良いでしょう。