NHKラジオを家庭用ラジオや車のラジオで聴くには、自分の地域に合った周波数を合わせる必要があります。検索で見つけた数字をそのまま入力しても、地域が違うと聴こえにくいことがあります。ここでは、NHKラジオの周波数を公式ページで調べる手順、AMとFMの見分け方、受信しにくいときの確認ポイントを初心者向けに説明します。
NHKラジオの周波数は公式の周波数ページで地域から調べる
NHKラジオの周波数は、NHK公式サイト「らじる★らじる」の周波数ページで確認できます。ページでは、北海道、東北、関東・甲信越、東海・北陸、近畿、中国、四国、九州・沖縄などの地域を選べます。最初に自分の住んでいる地域を選び、次に聴きたいチャンネルを確認する流れです。
周波数は全国で同じではありません。たとえば同じNHKのラジオでも、東京で使う周波数と大阪で使う周波数は異なります。旅行先や帰省先でラジオを使う場合は、ふだんの地域ではなく、今いる地域の周波数を調べてください。災害時の情報収集にも使えるため、よく使う地域の周波数はメモしておくと便利です。
AMとFMでは入力する単位が違うため表示をそのまま確認する
AMとFMでは、ラジオに入力する数字の単位が違います。AMは主にkHz、FMはMHzで表示されます。ラジオ本体の切り替えボタンでAMまたはFMを選び、公式ページに書かれている数字をそのまま合わせるのが基本です。
数字だけを見て入力すると、AMとFMを取り違えることがあります。たとえば「594」と「82.5」のように、見た目の形式が大きく違う場合があります。小数点がある数字はFMで使われることが多く、AMは3桁から4桁の数字で表示されることが多いです。迷ったときは、周波数の数字だけでなく、チャンネル名と単位を一緒に確認しましょう。
ラジオ本体によっては、周波数を直接入力するタイプと、つまみを少しずつ回して合わせるタイプがあります。デジタル表示のラジオでは数字を見ながら合わせやすく、アナログ表示のラジオでは近い数字に合わせてから音がはっきりする位置を探します。
名称の表記が変わる時期でも公式案内の周波数を基準にする
NHKラジオは、公式案内で放送波の再編に関する情報が示されています。2026年3月30日からは「NHK AM」と「NHK FM」の2波への再編が案内されており、NHK AMは従来のラジオ第1と同じ周波数、NHK FMは従来のNHK-FMと同じ周波数とされています。
そのため、検索結果や古いメモで「ラジオ第1」「ラジオ第2」「NHK-FM」といった表記を見かけることがあります。名称だけで判断せず、NHK公式の周波数ページや最新の案内にある表示を基準にしてください。特に災害時や大きなニュースのときは、正しいチャンネルに合わせられることが大切です。
受信しにくいときは近くの送信所とラジオの置き場所を確認する
周波数を合わせても音が小さい、雑音が多い、途中で途切れる場合は、近くの送信所の周波数やラジオの置き場所を見直します。同じ県内でも、地域によって受信しやすい送信所が違うことがあります。公式ページで自分の市町村に近い地名を探し、複数の候補があれば順番に試してください。
AMラジオは本体の向きで聞こえ方が変わることがあります。FMラジオはアンテナを伸ばしたり、窓の近くに置いたりすると改善する場合があります。家電製品や充電器の近くでは雑音が出ることもあるため、少し離してみるのも有効です。車のラジオでは、建物の多い場所や山間部で受信状態が変わることがあります。
家庭用ラジオや車のラジオに登録機能がある場合は、よく使うNHKの周波数をプリセットに入れておくと便利です。朝の支度中、運転中、停電時などに毎回数字を探さずに済みます。家族で共有するラジオなら、登録した番号とチャンネル名を紙に書いて近くに置くと、初めて使う人でも合わせやすくなります。
周波数が分からないときはインターネット配信も併用する
周波数がすぐに分からないときや、手元のラジオでうまく受信できないときは、インターネット配信を併用できます。NHKラジオのらじる★らじるでは、スマートフォンやパソコンからラジオを聴ける入口が用意されています。自宅にラジオ受信機がない方でも、通信環境があれば番組を確認しやすくなります。
ただし、インターネット配信は通信量が発生します。また、放送より遅れて聞こえる場合や、配信できない番組がある場合もあります。普段はらじる★らじるで手軽に聴き、停電や通信障害に備えて地域の周波数も控えておくと安心です。公式の周波数ページで地域を選び、AMとFMの単位を見ながらラジオに入力する、という流れを覚えておくと迷いにくくなります。
