地理院地図ってなに?
地理院地図
国土地理院(国土交通省の特別機関である、国家地図作成機関)が整備する地理空間情報を発信している地図です。地理空間情報とは、地形図・写真・標高・地形分類・災害情報などが挙げられます。国土地理院が整備しているからこそ、最新かつ正確な情報であること。また、他のサービスにはない地図作成や地形の断面図作成、過去の災害写真の比較などができることが特徴です。
参照:国土交通省 国土地理院
どのような使い方ができるの?
過去の空中写真を年代別に見ることができる
例えば第二次世界大戦前~現在までの写真や、自分が住んでいる地域の過去写真を見ることができます。様々な年代の写真を見ることができ、現在と過去の写真の比較も可能。時代の変化を見ることができ、地図に興味がない方でも非常に楽しめます。
過去の災害時の写真を見る、比較することができる
近年起こった地震・台風・豪雨・火山などの自然災害の当時の写真を見ることができます。また災害前後の写真を比較することもできるため、被害の大きさや災害による地域の変化を見ることができます。学校や家庭での教育、レポートやプレゼン作成などで使用することができます。
おすすめの機能
災害リスクがわかる地図が見られる
地形と自然災害には密接な関係があるため、地形と過去の災害から災害リスクを知ることができます。地形分類図(地形を形態、成り立ち、性質などによって区分したもの)から、その土地の成り立ちと自然災害リスクというものを表示することができ、「液状化のリスクが高い」「河川の氾濫が起きやすい」などを確認できます。例えば、家を購入する時や住む場所に悩んでいる時、お店を開業しようと考えている時などに事前にその地域の災害リスクを知ることができます。ここはリスクが高いからやめよう、ここはこのようなリスクがあるからこのような対策をしておこう、など考えることができます。
案内地図を作成することができる
例えば、地域で行うイベントや会社で作成する書類で、案内地図を挿入したい時に作成することができます。ただ地図を作成することができるだけでなく、テキストやアイコンを挿入したり、線や印を書き込めたりできます。複雑な操作もなく、初心者の方でも簡単に作成できるためおすすめです。