DXとは何か

デジタルトランスフォーメーションの略称である

職種によってはなかなか耳にすることのないDXという言葉。実はデジタルトランスフォーメーションという用語の略であり、簡単に和訳すると「デジタル技術による変革」という意味になります。主に「DXを進めて行く」「DX化を図る」といった活用をします。
デジタル技術を導入することによってこれまでとは違う新しいビジネスの仕組みを生み出すこと、それがDXなのです。

DXとITの違いを理解しよう

DXとITは別物!

世間ではこういったビジネス用語は他のものと混同されがちですが、もれなくDXもIT・IT化と混同されています。IT化は、デジタル技術を導入することによって業務を効率化していくことを意味します。
例えば、以前は電話によって音声のみでの不明瞭な指示ややり取りしかできなかったところにZOOMが導入され、音声と視覚の両方で的確に遠隔での情報のやり取りができるようになりました。これはIT化と言えます。

DX・DX化の目的

業務を効率良くさせるIT化に対し、DX化はあくまでデジタル技術を導入していって、今までのビジネスとは全く違う新しいビジネスを生み出すことです。ですから、もちろん容易な事ではありません。端的に言えば、作業のレベルを上げることがIT、新しいビジネスの仕組みを発見しようとするのがDXです。
新しいビジネスを生み出すことによって新しい収益を手に入れる・企業力を高める、これこそがDX化の真の狙いです。