超短期で定期預金をする7つのメリットとは?
通常の定期預金の預入期間は最低1か月程度ですが、近年では1週間や2週間で満期を迎える「超短期定期預金」と呼ばれる定期預金を取り扱う銀行が登場しています。超短期定期預金を利用するメリットは何なのでしょうか。
①:高金利である
メガバンクを含めた大手の金融機関では、長期の定期預金でも利率が0.01%というケースが珍しくありません。普通預金にいたってはさらに0.001%などといった低利率の場合もあります。1週間や2週間と満期が短い超短期定期預金は、それらの普通預金や通常の定期預金よりも利率が高いメリットがあります。
②:満期までの期間が短い
通常の定期預金では仮に3年という期間を設定してしまうと、3年の満期まで持てば利率と元本が保証されますが、万が一、期間内に払い戻しとなった場合は、当初設定されていた利率よりも下がってしまいます。その点、超短期定期預金は1週間や2週間など短い期間で満期を迎えるので、中途解約の必要が生じるリスクが少ないです。
③:預金保護の対象である
万が一、超短期定期預金を利用した後で金融機関が経営破綻を起こしたとしても、預金保護1000万円の対象になりますので安全性が高いです。1000万円を超える資産を保護したい場合は、超短期定期預金を複数の金融機関で運用するなどの工夫も効果的です。