買ったら大損? 買うべきでない投資信託もある
初心者がやってはいけない投資信託で、ある程度どのような投資信託を避けるべきかは理解していただけたでしょうか。最後に、買うべきではない投資信託はどんなものなのか、どんな投資信託を選んでいくべきなのか、解説していきます。
こんな投資信託は避けるべし
手数料が高い
投資信託には手数料というものが存在します。自分で資産運用せず、プロにお任せするのですから、手数料がかかるのは当然のことですね。ですが、初心者のうちには特に高い手数料を取るところには気をつけるべきと言えます。確かに、高い手数料を取りそれに見合ったレベルの高い運用をしてくれるところもあるのですが、手数料が高いだけでそれに見合った利益を出してくれない投資信託も多いのが実情です。
どんな投資信託が狙い目で安全性が高いか、理解に乏しい初心者のうちは、高い手数料を取るところには注意が必要と言えるでしょう。手数料は利益が出たときだけに発生するものではなく、運用を続けるならば運用をしてもらっている期間、また投資信託を購入する際にも発生する場合があります。
外貨商品はリスクが大きい
投資信託では日本の株やサービスだけでなく、海外の株や債権に手を出しているものもあります。その場合、その国の通貨で取引をする必要が生まれるため、日本円ではなく外貨にして運用が行われます。例えば、アメリカの会社の株式で運用をする投資信託なのであれば、日本円から米ドルに両替しているのです。
引用:[為替のきほん] (7)外貨投資の商品はどう選ぶ? | じぶん銀行
両替段階でコストは発生しますし、1ドル110円の時に運用を開始し、その後に円高となり1ドル100円になってしまったら、両替の手数料を考慮しなくても1ドルあたり10円の損をしています。いくら投資先はうまく成長しても、為替レートの変動があり損をしていては元も子もありません。より多くの知識と経験が必要になるため、初心者のうちは避けるべきと言えます。