ゆうちょ銀行の3つのメリット
ゆうちょ銀行には、以下の3つのメリットがあります。
- ATMや店舗の数が多い
- 郵便局・ゆうちょ銀行店舗内のATMは引き出し料金が無料
- 通帳だけでもATMが利用できる
それぞれの内容を詳しく見てみましょう。
ATMや店舗の数が多い
ゆうちょ銀行の最大のメリットは、その圧倒的なアクセスの良さです。全国津々浦々に約24,000店舗の郵便局・ゆうちょ銀行が存在し、さらに約32,000台ものゆうちょATMが設置されています。
出典:ゆうちょ銀行
これにより、どこに住んでいても、必要な時にすぐにゆうちょ銀行のサービスを利用できる安心感があります。特に、郵便局内やゆうちょ銀行店舗内のATMであれば、土日祝日でも預け入れや引き出しの手数料が無料となるため、日常的な利用に大変便利です。
郵便局・ゆうちょ銀行店舗内のATMは引き出し料金が無料
ゆうちょ銀行の大きなメリットとして、全国に展開する郵便局・ゆうちょ銀行店舗内のATMで、引き出し料金が無料という点が挙げられます。具体的には、約24,000台のATMが該当し、土曜日や日曜日、祝日であっても、手数料を気にせずにお金を引き出すことが可能です。
ただし、駅やショッピングセンター、ファミリーマートなどに設置されているATMでは時間帯によって手数料が発生する点には注意が必要です。日常的に利用する上で、店舗内のATMを賢く利用することで、手数料を節約できます。
通帳だけでもATMが利用できる
ゆうちょ銀行の大きなメリットの一つに、キャッシュカードがなくても通帳だけで店舗内ATMを利用できる点があります。ゆうちょ銀行では通帳のみで預金の引き出しや残高照会などの基本的な取引が可能です。
ゆうちょ銀行の2つのデメリット
ゆうちょ銀行で注意すべきデメリットは、以下の2つです。
- 通帳繰り越し可能なのは窓口と一部ATMだけ
- 利子付きの預金額に上限が設定されている
それぞれの内容を確認します。
通帳繰り越し可能なのは窓口と一部ATMだけ
ゆうちょ銀行の主なデメリットの一つに、通帳の繰り越し処理が窓口と一部ATMでしか行えない点があります。平日仕事で銀行に行けない方や、時間に制約のある方にとって、この制限は不便を感じる原因となっています。
預入金額に上限が設定されている
ゆうちょ銀行のデメリットとして、預入金額に上限があることが挙げられます。一般の銀行と異なり、ゆうちょ銀行では通常貯金と定期性貯金それぞれに1,300万円という預入限度額が法令で定められています。
そのため、多額の資産を保有する顧客にとっては、預けられる金額に制限があることが不便です。資産が増えた場合、複数の金融機関に分散して預ける必要が生じるため、資産管理の手間が増えることになります。