ゆうちょ銀行の支店名を調べるのはなぜ?
なぜゆうちょ銀行の支店名を調べる必要があるのでしょうか。ゆうちょ銀行の支店名を調べる理由は、他の銀行からお金を振り込んでもらう時に必要だからです。
ゆうちょ銀行の口座には「記号番号」という特別な表し方があります。例えば「12345-67890」のような形式です。しかし、他の銀行から振り込む時には、この記号番号だけでは送金できません。普通の銀行と同じように「支店名」と「口座番号」に変える必要があります。
他の銀行と仕組みが違うのは、ゆうちょ銀行が昔は郵便局の一部だったことが関係しています。2007年に郵便局が民営化されてから、他の銀行と同じシステムで動くようになりました。そのため、古い「記号」「番号」から新しい「支店名」「口座番号」への変換ルールが作られました。
ゆうちょ銀行の支店名は少し変わった決め方をします。記号の真ん中あたりの数字に8を足して、それを漢数字で表します。この特殊なルールは他の銀行にはないので、間違えやすいです。
そのため、ゆうちょ銀行の口座を持っている人も、ゆうちょ銀行に振り込みをしたい人も、正しい支店名を確認することが大切です。こうすることで、お金の振り込みがスムーズに行えます。
ゆうちょ銀行の支店名の調べ方
ゆうちょ銀行の支店名を調べる方法は、以下の4つです。
- ゆうちょ銀行の公式サイトで調べる
- 通帳で確認する
- 記号番号から支店名を割り出す
- 窓口で確認する
ゆうちょ銀行の公式サイトには「記号番号から店名・口座番号を調べる」というサービスがあり、口座の記号と番号を入力すると、対応する支店名が表示されます。入力する記号や番号は、通帳、キャッシュカード、口座開設時に知らされている記号・番号です。
番号そのものがわからない場合は、ゆうちょ銀行の窓口または郵便局で直接確認したほうがよいでしょう。
また、ゆうちょ銀行の通帳をお持ちの場合は、通帳の最初のページを開くと支店名が書かれていることがあります。記載がない場合でも、記号から支店名を計算することができます。記号から割り出す方法は、以下の通りです。
- 記号の左から2~3桁目の数字を取り出す。
- 「8」を追加する
- 漢数字で表記する
たとえば、記号が「12345」の場合、「2」と「3」をとりだし、その数字に「8」を追加します。そのため、支店名の番号は「238」となり、漢数字で表記すると「二三八」となります。
お近くにゆうちょ銀行または郵便局の窓口がある場合は、直接尋ねることも可能です。窓口の係員に「支店名を知りたい」と伝えれば、調べてくれます。