JAFのメリットとコストのバランスをチェック
車のトラブルは予測できず、いざというときの対策としてJAFに加入すべきか迷っている方も多いでしょう。そこで本記事では、JAFの会員になるメリットとデメリット、JAFの費用対効果について詳しく解説します。
JAFのサービスを利用するメリット
JAFのメリットは、手厚いロードサービスと豊富な特典です。ここでは、JAF会員になるそれぞれのメリットについて解説します。
無料で受けられる多彩なロードサービス
JAF会員になると、バッテリー上がりやパンク、キー閉じこみ、燃料切れなど日常的な車のトラブルに対して無料でサービスを受けられます。
JAFでは利用回数の制限を設けていないため、頻繁にトラブルが発生しても安心です。24時間365日、日本全国どこでも対応可能なため、迅速に対応してもらえます。
会員証一つで複数車両に対応
JAFは車ではなく会員本人に紐づくサービスのため、普段乗っている車だけでなく、レンタカーや友人から借りた車でトラブルが発生しても同じようにサポートを受けられます。
また、車だけでなく原付から大型バイクまで対応しており、複数の車両を所有している方にとって大きなメリットです。さらに、会員が同乗しているだけでもサービスを利用できます。
JAFのサービスを利用するデメリット
JAFの加入を検討する際には、デメリットについても理解しておきましょう。ここでは、JAF加入時に考慮した方がよいデメリットについて解説します。
入会金・年会費が発生する
JAFのデメリットとして、入会金と年会費がかかる点が挙げられます。入会金は2,000円(クレジットカード払いの場合は1,500円)、年会費は4,000円かかります。自動車保険付帯のロードサービスは無料であることが多いため、この費用を高いと感じる方もいるでしょう。
ただし、年会費をまとめて払うことで入会金の割引があり、2年分一括で500円引き、3年分で1,000円引き、5年分一括で入会金が無料になります。
状況によってはサービス利用ができない場合もある
状況によってはサービスを利用できないときがあります。例えば、飲酒運転や自賠責保険切れなど法令に違反しているとき、地理的条件や悪天候により救援作業が困難なときなどです。
JAFのサービスの費用対効果
JAFの費用対効果を考えると、入会金+年会費の6,000円(初年度)に対して、一度でもロードサービスを利用すれば元が取れる計算となっています。
例えば、バッテリー上がりの場合、非会員は21,700円かかるところ、会員なら無料です。キー閉じこみなら25,630円、燃料切れの高速道路対応なら32,610円の金額差が出ます。
またJAFの会員になると、会員優待サービスを利用できます。飲食店での5%割引、映画館での500円引き、ドラッグストアの5%割引など、日常的に使える特典を活用すれば、年会費以上の価値を得られる可能性が高いでしょう。