個人事業主もOK!代表的な補助金と助成金を解説

申請出来る補助金とその特徴

小規模事業者持続化補助金

販路拡大や業務効率化のために支払われる補助金で、広告費や外注費など幅広く利用することが可能です。申請には事業計画書などの書類を作成し提出する必要があります。

事業再構築補助金

新しい分野の事業の開拓に取り組もうとしている事業者を対象とした補助金です。申請には認定支援機関の利用が必要になるので、専門家と相談しながら申請の計画を立てるといいでしょう。

ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金

通称「ものづくり補助金」と呼ばれている補助金で、生産性向上のための設備投資を支援してくれます。他の補助金と比べて受給額が比較的大きいのが特徴です。

申請出来る助成金とその特徴

雇用調整助成金

従業員を雇用している事業に適応される助成金です。経営難により営業を一時中断する、事業を縮小するなどの調整を実施した際に対象となります。

キャリアアップ助成金

非正規労働者を正社員にするときに使用できる助成金です。必要書類の提出のほか、虚偽の申請でないかを確認するための実地検査が行われることもあります。

両立支援等助成金

子育てや介護などで休業を余儀なくされたり、事業を進められないときに申請する助成金です。

申請するにあたって気を付けるポイント

メリット

助成金や補助金のメリットはなんといっても返済の必要がないところです。不安定になりがちな個人事業主では、人材や設備投資に思い切ったお金をかけるのは難しいもの。しかし助成金や補助金を利用すればこのような悩みを払拭できます。

デメリット

助成金や補助金の種類にもよりますが、こまかな条件や書類作成が必要です。さらに専門家に相談が必要な場合も。よって本来事業のために利用すべき時間を補助金申請に充てなくてはいけないこともあります。さらに申請したからといって必ず全員が受給できるとは限らないので頭に入れておきましょう。