ダニ刺されの症状

イエダニ


引用:ちかかね皮膚科

イエダニの特徴として、刺す場所が下腹部や脇の下と言った服の下であることが多いです。また、刺され箇所は複数個所で、水泡ができるのが特徴です。かゆみは数日から1週間程度で引きます。

ツメダニ

ツメダニもイエダニと同じで刺され場所が複数箇所あり、かゆみは数日から一週間程度で引きます。しかし、イエダニと違い水泡ができず、刺される場所が露出している部分と若干、イエダニと異なります。また、大きく違う点として、ツメダニは刺されてもかゆみがすぐ起きません。そのためダニに刺されたことに気付かないことも多いです。

マダニ

マダニはイエダニやツメダニと大きく違って、動物の血を吸って生きています。大きさもイエダニやツメダニが視認し辛いサイズなのに対して、マダニは視認することができます。刺される個所は1か所ですが、かゆみは最大2週間程度引きません。また、刺す時間帯も日中から夜と広い時間帯なのが特徴的です。

ダニに刺された時の対処法

市販薬での対処法

ダニに刺された時には、かゆみが強い場合はステロイドを含んだ塗り薬を使用しましょう。ステロイドが炎症を抑え、かゆみや赤みを抑える効果があります。また、刺された場所が化膿している場合は抗生物質を含んだ塗り薬を塗ることで、膿を抑えることができます。

皮膚科での対処方法

かゆみや赤み、化膿がひどいとき、またはマダニに刺された時は皮膚科へ受診しましょう。特にマダニの処置は素人が行うと、マダニの頭部だけ残ってしまい感染症にかかるリスクが高まります。そのため、マダニに噛まれた際には自分で処置を施すのではなく、皮膚科の先生に処置を施してもらうようにしましょう。